全日本同和会 全国会長 松尾信悟 メッセージ

全日本同和会は昭和35年5月10日の結成以来、同和問題解決のため運動を展開して参りました。しかし、現在も各地で多くの差別事象が見られ、年々陰湿化し、潜在傾向にあります。

我が会は対話と協調を軸に、地域差別にとどまらず、子ども、女性など社会的弱者の救済、災害時の被災支援活動などを行って参りました。

また、平成28年12月に成立した「部落差別の解消の推進に関する法律」が広く浸透するように地方自治体と協力し啓発活動を行っています。同和問題解決のためのご理解とご尽力を多くの国会議員、地方自治体の諸先生方に頂いております。

我が会のスローガンであります『子らにはさせまい この思い』は親が子を思う悲願が込められています。かつて子どもだった大人が、いつか大人になる子どもたちへ、お互いの人権を守るという意識を学び、誇り高き心を育てていってほしいと願っています。子どもたちの健やかな成長が、将来よりよい社会の形成の礎となり、豊かな日本の未来につながっていくと信じています。

誰もが心に持つ偏見を戒め、一人ひとりの人権が守られる社会を作るため、多くの方に同和問題を正しくご理解いただきたいと思います。全日本同和会はこれからもご賛同いただいている皆さまとともに、関係機関と協力し、社会貢献に努めて参ります。

一層のご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。